sand cube

The more I learn the more I realize I don't know. The more I realize I don't know the more I want to learn.
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# 被災記(iv)
 3/12(土)@仙台
東日本大地震2日目
同行:Aちゃん




朝、日が昇り明るくなると目が覚める。5時位。
夜中寒すぎてもっとがばっと布団を掛けたいがそうもいかない。
床が堅いがなんとか体は大丈夫。

にしても昨日ははっしーさん・hちゃんと電話が通じて良かった。
声が聞けるとものすごく安心する。

外ではずっとたき火をしていたらしい。
今日も寒い。






6時半ころ、「7時から炊きだしがあります」と各教室を回って知らせている。
みんな一斉に教室を出てしまう。
何だか現実感がまだなく、「そんな急がなくても・・・」と思って教室で待つことに。
避難所には泊まらず近所にいたらしい人たちも続々グラウンドに入ってくる。

夜泣きも全然しない赤ちゃんのところに行ってお母さんと話す。
ちょうど地震のときは病院で検診をしていたらしく、赤ちゃんが素っ裸で大変だったと笑って話してくれた。
赤ちゃんに指を差し出したらぐぐっと握ってくれた。
東口の方に住んでいるが、帰っても2人だし・・・と言っていた。

早めに行った方がいいですよと言ってくれたのでぼちぼち並ぶことにする。
昨日の元気なぐーすか旅人さんとビューティフル・イングリッシュさんが戻ってきたので、
「並びましたか?」と聞くと「いや、割とすぐもらえましたよ」と教えてくれた。








とりあえず前の人について並んだがどうやら間違った列だったらしい。
気付いて最後尾を見回し探していたが、直後のおじさんがジェスチャで「いーよいーよ」と入れてくれた。
うちの学科のヘルメットを持っていたのでびっくりしていると、
「前うちのアパートに住んでた奴が置いてったのよ」と言う。
元気なおじさんで、朝から元気をもらう。
すぐそばのアラブ系の外人さんが、
ちょうど折り返した後の列の人にスペイン語か何かで嬉しそうに話しかけている。

グラウンド向かいの体育館にも大勢避難していたらしい。
列はグラウンドを2往復するくらいの長さだったが、
わかめごはんのパックと割り箸が一人にひとつ十分行き渡っている。
号外も配ってたのかな。自分の番までは残ってなかったけど。




さっきのお母さんは粉ミルク待ちで教室から出られないので、一応お母さんの分ももらう。
と、戻るとどうやら手に入っていたらしくて「あちゃー」と思う。
が、ちょうど朝から来たらしいおばあちゃん・おじいちゃんと孫らしき女の子がいて、
おじいちゃんが「じゃぁおじいちゃんが並んでくるな?」と言っていた。
どうやら女の子が欲しがっているようなので「これどうぞ」と手渡した。
とても喜んでくれた。











明るくなったことだしいったんアパートに戻る。
Aちゃんはちょうど新入生向けの大学生協の不動産系バイトをしていたので、
念のため電話連絡もないが本来の集合場所に行ってみるという。
自分は部屋で過ごす。電気はまだない。
うちは食器も何も割れていない。







お昼をすぎ、Aちゃんと少し出歩くことにする。
文系の購買が開いていると聞きつけ、言ってみると並びはするもののやっていたので少しお菓子を買う。
文にはたまにしか来なかったけど、いつものお昼の方が多分並んでる。
残っているのはお菓子・飲み物・プリンやゼリーくらいかな。
カップ麺なんかは全然ない(どうやってお湯をわかすんだろう?)。
レジ打ちのおかあさんと、袋詰めのおじさん、警備兼案内のおじさんの3人体制。
レジスタが動かないので、電卓で精算している。
レジ打ちさんが分からないものは走って棚まで確認に行っている。
前のおにいさんたちの精算のとき、レジ打ちさんが「あれ?こんなになるはずないですね」と再計算していた。
手打ちは大変だ。
聞くと朝からずっとやっていて、「ワタナベ(レジ打ちさん)はもう水も飲まずやってますよ〜」と袋づめのおじさん。本当にありがたい。




帰りに公衆電話に寄る。
3人くらいしか待っていない。
赤ボタンの使い方がよく分からず、結局かけられたのは次の場所。
Aちゃんが入っているときに後ろの男子学生がノックして、「そこ(赤ボタン)を押してからかけるといいですよ」と教えてくれた。
秋田にかけたが話し中の音がするばかりだった。


食料も(お菓子ばっかりとはいえ)心配ないし、
この日はアパートで寝ることにする。
戻って夕方薄暗くなるまでひとりで本や漫画を読んだ。
読みかけの『きつねのはなし』を読み終え、N先生がくれた惑星の本をかじり、『聖☆おにいさん』と『ボーボボ』をめくって気が紛れた。
いよいよ読めないくらいまで暗くなるとなんだか落ち着かずこのまま寝るのは無理!と思ったのでAちゃんを呼んで泊まってもらった。
ソファ買ってよかった。Aちゃんにはロフトに寝てもらう。









ラジオは相変わらず悲惨な文章を耳に押し込んでくる。

「電気は通ってるよ。師匠も来るし、おいでよ」と日中電話が来たので明日はhちゃんの所に行こうかと考える。









前の晩の避難所の真似をして、
LEDライトを一晩中付けて寝た。
赤→緑→オレンジのゴキゲンなライトでちょっと笑えた。
この部屋、外から見たらどんなもんかと想像した。
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